365日
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銀の海 金の大地
「未完の大作」
真秀の章が完結してから何年かのち、何かのコラムで氷室先生が笑いを含んだような文章で、同作をちらりと語ったものがあった。本当に1行にも満たない短いものでしたが、苦い?思いも少なからず込められていたように思う。その時は、もう佐保彦の章を読むことはできないのだなあと、ふと思い出しては切なくなったものでした。
毎週日曜日の癒し番組「GR●CE OF JAP●N」とNARUTOを見ていたら何度目かの「銀金読みたい病」が再発してネットを駆使して11巻を購入。買っては売り、買っては売りを繰り返すこと3度。4度目の再読となりました。中学1年の頃に学校の図書館で借りて読んだのが懐かしい。この作品でハマって古代日本の本を読みあさったのも遠い昔。今はなき福武書店のベストチョイスで刊行されていた荻原先生の勾玉三部作も何回も読みました。銀金が読み終わったらこっちも読みたいですね。白鳥異伝の分厚く黒い装丁で是非読みたい。荻原先生の本はあちこちの文庫で出ていますが氷室先生の本はジャパネスクが出ているきりのようで。銀金も出してくれたらなあ。
これまた毎週水曜日に欠かさず視聴している「1●●分de名著」にもタイムリーに古事記が題材になってました。イラストアニメーションや俳優さんの語りも個性的で美しいし面白い(そしてMCの女性の方が大好き)。物語としてしか知らなかったエピソードの解釈が面白くておもしろくて。にわかに古事記ブームです。そしてこの古事記の中に登場する「狭穂彦王の叛乱」を題材にしてるのが銀金なわけですね。序章の真秀の章を書き上げられて、本編の佐保彦の章を書くことなく氷室先生はお亡くなりなった。もう永遠に先生が描く佐保彦と真秀の行く末を知ることはできないけれど、古事記の顛末を読むと、大雑把にですが二人のその後を想像(妄想)することも不可能ではないわけで…。でもだからこそ、
読みたかった━━━━!! (´;ω;`)(滂沱)
という感情が爆発します。読みたかった…ずっと待ってたんだもの。真秀の章を読んでかみしめたいと思います。1巻を読み終わってますが、十代の頃に読んだ時とやっぱり感じ方が違いますね。真秀の激しさは変わらずにグサっとくるものがありますが。ここで狭穂彦王の叛乱エピソードから見る誠勝手なその後を想像する。でも大雑把にしか想像できない。
第1巻にこんな下りが出てくる、御影が真秀に「オオキミのコドモをうむ子」ほげああああっとなったのは言うまでもない。御影こんなこと真秀に言ってたんだ…という衝撃それでまあ、
真秀は、垂仁天皇と結婚するはずの佐保姫と、間違いなく「ざ・ちぇんじ」ならぬ「とりかえばや物語」をするものと想像に固くない。古事記では姫は垂仁天皇の子供を腹に宿すが暗殺に失敗し、兄の狭穂彦の元に逃亡する。そして垂仁天皇は佐保姫を愛していた。実は真澄の転生先はこの垂仁天皇なんじゃないかと思いました。子供だけを託すという場面で佐保姫は髪を剃り衣服を腐らせるなどのものすごい激しさを見せる。最後は兄である狭穂彦を選んで共に果てる。この下りの激しさは真秀を彷彿とさせるほかないですね。真秀はどういういきさつでとりかえばやするのかは分かりませんが、最後は佐保彦と寄り添うことができるって事が分かっただけで嬉しいです。佐保姫も「真秀」になってどう物語に関わっていくのかとか知りたいことだらけです。あああ
読みたかった━━━━!! (´;ω;`)
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あとうちは兄弟de銀金パロ萌えしてしまって大変です。真秀真澄の妹兄の関係がドンピシャすぎて以下略大変です。それはまた後日…。
真秀の章が完結してから何年かのち、何かのコラムで氷室先生が笑いを含んだような文章で、同作をちらりと語ったものがあった。本当に1行にも満たない短いものでしたが、苦い?思いも少なからず込められていたように思う。その時は、もう佐保彦の章を読むことはできないのだなあと、ふと思い出しては切なくなったものでした。
毎週日曜日の癒し番組「GR●CE OF JAP●N」とNARUTOを見ていたら何度目かの「銀金読みたい病」が再発してネットを駆使して11巻を購入。買っては売り、買っては売りを繰り返すこと3度。4度目の再読となりました。中学1年の頃に学校の図書館で借りて読んだのが懐かしい。この作品でハマって古代日本の本を読みあさったのも遠い昔。今はなき福武書店のベストチョイスで刊行されていた荻原先生の勾玉三部作も何回も読みました。銀金が読み終わったらこっちも読みたいですね。白鳥異伝の分厚く黒い装丁で是非読みたい。荻原先生の本はあちこちの文庫で出ていますが氷室先生の本はジャパネスクが出ているきりのようで。銀金も出してくれたらなあ。
これまた毎週水曜日に欠かさず視聴している「1●●分de名著」にもタイムリーに古事記が題材になってました。イラストアニメーションや俳優さんの語りも個性的で美しいし面白い(そしてMCの女性の方が大好き)。物語としてしか知らなかったエピソードの解釈が面白くておもしろくて。にわかに古事記ブームです。そしてこの古事記の中に登場する「狭穂彦王の叛乱」を題材にしてるのが銀金なわけですね。序章の真秀の章を書き上げられて、本編の佐保彦の章を書くことなく氷室先生はお亡くなりなった。もう永遠に先生が描く佐保彦と真秀の行く末を知ることはできないけれど、古事記の顛末を読むと、大雑把にですが二人のその後を想像(妄想)することも不可能ではないわけで…。でもだからこそ、
読みたかった━━━━!! (´;ω;`)(滂沱)
という感情が爆発します。読みたかった…ずっと待ってたんだもの。真秀の章を読んでかみしめたいと思います。1巻を読み終わってますが、十代の頃に読んだ時とやっぱり感じ方が違いますね。真秀の激しさは変わらずにグサっとくるものがありますが。ここで狭穂彦王の叛乱エピソードから見る誠勝手なその後を想像する。でも大雑把にしか想像できない。
第1巻にこんな下りが出てくる、御影が真秀に「オオキミのコドモをうむ子」ほげああああっとなったのは言うまでもない。御影こんなこと真秀に言ってたんだ…という衝撃それでまあ、
真秀は、垂仁天皇と結婚するはずの佐保姫と、間違いなく「ざ・ちぇんじ」ならぬ「とりかえばや物語」をするものと想像に固くない。古事記では姫は垂仁天皇の子供を腹に宿すが暗殺に失敗し、兄の狭穂彦の元に逃亡する。そして垂仁天皇は佐保姫を愛していた。実は真澄の転生先はこの垂仁天皇なんじゃないかと思いました。子供だけを託すという場面で佐保姫は髪を剃り衣服を腐らせるなどのものすごい激しさを見せる。最後は兄である狭穂彦を選んで共に果てる。この下りの激しさは真秀を彷彿とさせるほかないですね。真秀はどういういきさつでとりかえばやするのかは分かりませんが、最後は佐保彦と寄り添うことができるって事が分かっただけで嬉しいです。佐保姫も「真秀」になってどう物語に関わっていくのかとか知りたいことだらけです。あああ
読みたかった━━━━!! (´;ω;`)
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あとうちは兄弟de銀金パロ萌えしてしまって大変です。真秀真澄の妹兄の関係がドンピシャすぎて以下略大変です。それはまた後日…。
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